御茶ノ水山荘で使用しているモバイルルータはWiMax2+で、以前はドコモ系を使用していました。
その当時契約上限の1ヶ月間10GBでは足りず3日間10GBのAU系に乗り換え。
そのモバイルルータに、電波が入らなくなり、現在は圏外になっています。
滞在時には使えていたので台風対応のため雨戸を閉めて来たのが原因と考えていました。
今回は窓を閉めて来ただけなのでLow-E膜付きペアガラスに変更したのが原因なようです。(このLow-E膜は向こう側が透けて見えるぐらい薄い銀や亜鉛などの金属膜らしい)
可視光は透過、紫外線は吸収、赤外線は反射と言った感じです。
AGCさんの技術資料にLow-E膜の有無による熱の投げ方の違いが詳しく解説されていました。
やはりLow-E膜付きペアガラスは電波の反射が大きいようです。
ペアガラスは一枚ガラスの約半分しか熱が逃げず、Low-E膜付きペアガラス更にそよ約半分しか熱が逃げなくなります。
NSGさんカタログの結露発生が発生する外気温度で比べると、
・一枚ガラスは+8℃(U値6.0)
・A6複層ガラスは-1℃(U値3.4)
・クリアFitは-5℃(U値2.6)
・スペーシアは-23℃(U値1.4)
・スペーシアクールは-38℃(U値1.0)
・スーパースペーシアは-50℃(U値0.65)
御茶ノ水山荘では南側スペーシアの北側スペーシアクールの全てLow-E膜付きとしました。
改めて考えると、南側はクリアFit(Low-E膜無し真空ペアガラス)にした方が電波や日射の入りが良く、費用も抑えられて良かったかも知れません。
今更変更は出来ないので、今週末はモバイルルータの圏外対策を、いくつか試しに行こうと思います。