細野透さんの連載からお題を頂いて、晴海フラッグの災害への備えを確認してみます。
「松竹梅の生活イメージ」は災害想定した共同住宅での自宅避難評価で、梅相当(グレード1)の自宅で電気が使えないから、松相当(グレード3)の自宅でシャワー可能まで有りました。
この松竹梅の基準で晴海フラッグの災害への備えを見てみると、
しっかり水害対策がされており、堤防より地面が高く施工されているので、地上階からも視界が開けています。
震災対策は普通ですが予算・工期・敷地に余裕が有り、注目されている物件なので手抜きがされ難い状況と思います。
過去の被災事例の大半が、水害ハザードマップ予測範囲内であったり、旧耐震か新耐震手抜きであった事から、最新の基準が守られていれば簡単には被災しないと考えます。
実際には電気が無ければ自宅避難は困難になるため停電対策も重要で、晴海フラッグは約1週間程度も確保しており大規模マンションでは初めてかも。
なんと各住戸内で、通信機器・照明・冷蔵庫に対応しているので、数日間は問題なく生活できそうです。
また断水に備えて受水槽・防火水槽・雨水利用水槽の3種類もの貯水施設が設置されています。
以上から災害への備えは高いグレードで、普通の高級タワーマンションを超えたと言えるでしょう。
もし晴海フラッグの停電・断水が長引いたら蓼科の山の家に避難する算段なので、大きなLPガスボンベが2本に加えて、電気・水・保存食品の保管を検討したいと思います。