省エネ基準って贅沢?

2020年に新築住宅は省エネ基準への適合が義務化される予定です。

但し断熱性向上の為の材料費差額を回収するために35年必要との国土交通省の試算なので、別荘の場合は毎週末利用しても不在の日を考えると回収に100年位かかも知れません。

更に中古別荘の断熱改修の場合には工賃なども必要になるので回収期間はもっと長く、200年を超える場合もあるでしょう。

f:id:Cottage_d_Ochanomizu:20181027105814j:plain

更なる断熱性向上による省エネはコスパが悪くなったので、贅沢な快適性に関する説明が追加されています。

f:id:Cottage_d_Ochanomizu:20181027114012j:plain

御茶ノ水山荘の場合は快適性を優先させて窓と床だけの断熱改修で、断熱性能不足を補うために暖房器具を充実させました。

また北側水回り以外はガラス交換だけで、断熱性が優れる樹脂サッシ内窓は、開閉が面倒なので避けています。