桜が咲いて居間の最低室温が5℃を越えたので24時間換気を稼働開始しました。
今のところ湿度60%以下(水色の線)なので、換気だけでもカビは大丈夫そうです。
外気湿度は夜間80%以上ですが南側の居間室温(橙色の線)の方が外気温より高く、暖められると相対湿度は下がるので結露の心配は無いと考えています。
北側で涼しい洗面・脱衣所と洋室は、ドアを閉じて除湿機を稼働させました。
南側で暖められた水蒸気は、北側の涼しい側に移動すると相対湿度が上昇し、場合によっては温度の低い床付近の壁際などで結露し、カビの原因となるためです。
除湿機を稼働させると壁際床付近の温度(緑色の線)より、除湿機の送風が届く場所の温度(橙色の線)の方が高くなっていて、更に結露し難い方向です。
この二つの対策しで購入当時の室内のカビ臭さはすっかり無くなりました。
同時期に行った、北東側斜面に擁壁工事と雨水が西側を流れるように地面の傾斜を調整したのも、効果があったかも知れません。
以上から、一般的な24時間換気と除湿機などを利用する事で、閉めっきりになる古い別荘のカビ臭さは解消可能と考えます。