「風通しの悪い北側の部屋がカビだらけ」と言う話は良く聞きます。
今回は「風通しが悪ければ南側の部屋でもガビが生えた」話をします
この南西向きの和室に除湿機を設置して、間仕切り戸を閉じて帰宅しました。
約3週間経過して襖を一昨日開けたら畳表が湿った感じで、乾拭きしたらタオルが汚れたのでガビが薄く生えていた様です。
除湿機は1週間弱でタンクが満杯になるので、その後の2週間で急激に湿度が高まったと推察。
隣接する居間の湿度は80%前後と高めですが、玄関に保管しているイ草のスリッパや北東側の洋室及び北西側の洗面・浴室にはガビの兆候は見られないので、和室に限って容疑者を探します。
天井側はゴムアス下葺き材を更新、床は断熱フォームと気密テープを施工したので、残る湿度の侵入口は開口部の隙間と判断!
雨掛かりでアルミサッシ下側の隙間に雨水が溜まり、日射で一気に蒸発して加湿器の様になっている可能性が考えられます。
この仮説が正しければ間仕切りを閉めると湿度の逃げ道が無くなり和室の湿度が著しく高まり、開放すれば台所換気扇の常時換気機能で排湿出来ると考え今後はこの安易な対策を試します。
念のため昔ながらの方法で布団・枕・スリッパなどを天日干し。
別荘ガビ対策の手間を楽しむのでは無く、こんな面倒を避けたい方には除湿機が確実なのでお勧めです。