諸国山川の掟

諸国山川の掟を調べていたら、東急リゾートタウン蓼科など里山は江戸初期に燃料や建築材料として過度に消費され、３００年以上前から人工林だったらしい事が分かりました。

上記内容は九頭竜川の治水の歴史を参照しています。

ちょうど５００年前に生まれた武田信玄による信玄堤などにより、甲府盆地氾濫原の大規模農地開発が進み穀物生産量が増え人口増加が始まった事で、山林の過剰消費に至ったのかも知れません。

人間社会の影響を受ける前の原生林と言えば倒木が人を寄せ付けない白駒池付近の苔の森の様な感じだったのでしょう。

自然の姿では無いけど適切に手が入り、適度に開発が制限されている別荘地が、山の森林維持に役立つていると良いのだけれど。