第2世代リチウムイオンセル

カローラツーリングのカタログで訴求されていない部分を空想してみました。

第2世代リチウムイオンセルと呼ばれているのは、現行プリウスに搭載された28x2セルの207.2Vバッテリーらしく、プリウスα搭載の第1世代と比較して小型・軽量化されたとの事です。

その後に開発された現行カムリなどには強力な35x2セルの259Vバッテリーが搭載されています。

最新のモデルチェンジ後カローラツーリングにはノアと同じ28×2セルのバッテリーで、カムリ搭載の強力なタイプでは無く更に小型・軽量化が進められ、18kgも軽くなっているとの事です。(恐らくニッケル水素対比の重量で、セル数はGBトヨタのカタログで確認出来ました)

少し残念ところは、マイナーチェンジ前には装着されていたグリルシャッターの記載が無くなったので、空力性能は妥協していそうです。

C-HRの例ではグリルシャッター廃止により抵抗係数0.01程度増加し空気抵抗の約3%低減が無くなるとの事です。

ただし欧州向けの様にアウトバーンモード(Autobahn)が含まれず、日本国内では効果を実感する事はかなり難しそう!

日本向けのカタログには市街地・郊外・高速道路モードの3種で計測されたWLTCモードの燃費が記載されていますが、その国際規格のWLTPモードには速度120km/h前後での加減速と巡航が含まれるモード(Autobahn, Ex-High)が加わるため空気抵抗低減がより重要と思われます。

HighからEx-Highで燃料消費が約4割増えており、高速道路上での巡航速度を2km/h下げればグリルシャッター以上の期待効果が見込めるので、部品購入しての追加より経済的...