相対湿度と絶対湿度

工務店向けの結露の説明になると、相対湿度と絶対湿度の話が頻繁に出てきます。

旭化成さんのサイトの説明に書かれている通り、理由は結露で発生する水の量を見積り易いからと思います。

信頼できる工務店さんが配慮するのは壁・床・天井に隠れて見えない内部結露で、理由は水蒸気が建材の隙間や建材そのものを透過して移動することを理解しているから。

加湿しても相対湿度が上がらない部屋では、加湿器から蒸発した水が部屋の外に逃げるか部屋の周囲で結露しているので、窓ガラスや窓枠など見える結露が無い場合は内部結露による腐朽やカビを心配した方が良いかも知れません。

ＲＣ構造のヴィラとは違い木造戸建ての維持は簡単ではないので、これからも手間を楽しむつもりで行きたいと思うます。