EUV露光

本格的な極端紫外線リソグラフィー(EUV露光)での半導体生産が始まりそうです。

日経クロステックの予想では量産開始は早くても2020年なので、次期iPhoneの最上位製品が利用するのでしょうか?

さて、処理能力を活かして新しい機能を追加するか、省電力を武器に薄く軽くするかお手並み拝見です。

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EUV露光で可能になる5nm設計では、消費電力を下げながら処理能力を高めらるので、電池の小さいスマホ以下の製品に恩恵があると理解しています。

しかし、EUV光源が低出力・短寿命なので製品単価が高く、配線間隔が狭く高い電圧には耐えられず、高集積度小面積なため放熱困難と考えられます。

そのため、一部EUV露光を利用したらしい現行7nm設計の製品は、現行iPhoneの最上位製品辺りで、高性能ノートパソコンをでの採用は無かったと記憶しています。