隅田川・東京湾の水質

晴海フラッグ近くの水辺、隅田川東京湾の水質について調べてみました。

前回のオリンピックを契機に東京の下水道が徐々に整備され、隅田川東京湾の水質が改善されて来たとの事です。

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それ以前の状況について、水環境保全研修マニュアルの隅田川の章を参照すると、驚くような水汚染状況の説明が有りました。

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具体的には有毒ガスで隅田川沿いの店舗に在庫されていた真鍮製品が、1〜2日で変色し10日で黒変した時期も有ったらしいです。

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現在では水質が大幅に改善され僅かな汚染にも敏感になり、降水量が多くなった場合に下水処理施設の能力を超えた時の未処理下水の流出の影響が指摘されています。

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更なる水質改善の為の施策は既に進行中で、

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雨水吐口対策や、

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貯留池の整備など着々と実現しています。

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晴海フラッグ入居時期頃には、更に水質が改善されていそうです。

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もしかしたら明治・大正時代には生息していた、白魚が戻ってくる日が来るかも知れません。