東京23区の地質図がネットで公開されたとの事なので、沖積層基底面の地図を早速閲覧してみました。
素人理解ですが沖積層は水辺付近に堆積した若い地層で、東京では主に京浜東北線の東側の低地に分布しています。
その基底面は洪積層との境目で、浅いほど沖積層が薄いため地盤沈下や液状化し難く、望ましい地盤と考えます。
弊が契約した晴海フラッグのPark Village F棟の沖積層基盤面 -10m ~ -15mでした。
中央区で沖積層基盤が浅い東京駅や銀座四丁目交差点の0mから、日比谷や新橋では-20m位の谷状に深くなり古くからの商業地が広がっている日本橋の-25m位までが、戦前からの安定した埋立地と思われます。