つくばエクスプレス(TX)の臨海地域延伸では、TX同様に鉄道・運輸機構が建設し、首都圏新都市鉄道が運行すると予想されます。
TXしゅん功開業式の来賓挨拶順から推察すると、鍵を握っているのは国土交通省と総務省、及び茨城・東京・千葉・埼玉の知事でしょう。
詳細は鉄道・運輸機構のアーカイブで公開されていて、羽田空港方面への接続に不可欠なりんかい線の情報も確認できます。
現在のTXは6両編成ですが、資料では当初から秋葉原駅などは8両編成で設計されいた事がうかがえます。
もちろん東京駅への延伸も考慮され、ワシントンホテルの支持杭を避けるために、秋葉原駅は地下35mと深くなっています。
現在は6両編成で2020年に1時間25本に増便、2030年に8両編成に延長する計画です。
東京駅延伸については「国と関係自治体等とともに検討」との見解。
但し主要株主自体が関係自治体なので、国との検討中と言えるでしょう。
東京都から要求が出されたので、国交省での予算計上と具体的な調査開始を期待しています。
りんかい線の調査では数多くのルートの候補中から2案に絞り込んで、更なる詳細検討後に最終決定された様です。
中央区では既設駅の銀座や勝どき付近に新駅が検討されましたが、事業採算性の視点から駅間隔2kmと仮定すると秋葉原〜東京〜築地〜晴海〜国際展示場の中央区の希望とは異なるルートに決定されるかも知れません。