臨海地下鉄新線

晴海に地下鉄を誘致するための推進大会が開催されていました。

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パンフレットでは「東京から・銀座・築地・勝どき豊海・晴海・豊洲東京ビッグサイト羽田空港へ」の地下鉄新線が要望されています。

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最近の新線建設に関しては「鉄道・運輸機構」が担って来たので、この路線も同じような流れになると考えます。

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アーカイブを参照してみると、

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りんかい副都心線の場合は1985年の答申から17年後の2002年なので、同様に進んだと仮定すると開業予想時期は2033年になります。

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やはり関係者と専門家が実現可能なルート案の費用試算に基づき、建設予算が確定しないと開業予定時期は予想できないでしょう。

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お金以外に地下鉄新線建設に必要不可欠と思われるのは立坑など地上の広い作業場所で、途中駅が予定されている築地市場の跡地が順当でしょうか。

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他にも地上に車両整備基地が必要です。

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こちらは、つくばエクスプレス線の延伸と決定されたので、守谷総合基地での対応になりそうです。

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その他の難関としては都心部での、つくばエクスプレス線への接続で、秋葉原駅から公道の無い方向に延伸して行く必要が有ります。

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これは既に配慮済みらしく、秋葉原駅ワシントンホテルの支持している東京礫層(茶色?)より更に深い場所に設置されていました。

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最難関のラスボスは東京駅の建設で、周囲には八重洲口の外堀通りの下ぐらいしか、空いた場所がありません。

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こうして確認してみると、地上での作業場所(築地市場跡地?)か不可欠なつくばエクスプレス線の東京駅延伸と、車両基地(守谷総合基地?)が不可欠な臨海地下鉄新線が、同時に整備されるのは合理的と感じます。

その代わり銀座・東京・秋葉原の地下工事になるので、建設決定しても開業時期は先に伸びそうです。